縫い穴の加工
次に縫い穴を開けていくのですが、その前に仮の糊付けから始めます。完成形から逆算して作業を進めるのが工作の鉄則。突然糊付けから始めると不自然に思えるかもしれませんが、最後まで見えると納得していただけるはずです。
片側ずつ外周にゴム糊を塗布します。このとき、合わせた面がテレコにならないように印をしておきましょう。(写真では見えずらいですが、○×を書いています)
ディバイダーで3mmの縫い代を印付けします。
印付けが終わりました。
自作した4mmピッチの菱目打ちを使って、縫い穴の位置を印します。
これで穴開けの位置が決まりました。
印を元に菱ギリで穴を開けていきます。
これで半周分の穴が開け終わりました。この方法だと静かに作業ができますので、深夜でも迷惑をかけることなくレザークラフトができるのでオススメですよ。
このあと、仮留めしていたゴム糊を剥がし、同じ要領の作業を逆側でも行います。
そして、ぐるりと1週分の縫い穴開けを終えたのがこちら(左の2枚)
次は、コインケースのポケットとマチの縫い穴を開けます。同じようにゴム糊で接着から始めすが、こちらは仮留めではなく、このまま縫い付けます。なので、しっかりと糊付けしてください。
まずは、糊付けしてポケットを形作ります。
ポケットは銀面でマチと接着されるので、食い付きが良くなるようにサンドペーパーで荒らしておきます。
ポケットの両サイドとマチの中心部分をゴム糊で貼り合わせます。
このようにマチのパーツで挟み込むように貼り合わせます。
ディバイダーで縫い代4mmに印を付けます。
ここまで来ればあとは同じ作業です。菱目打ちで穴の位置を決め、菱ギリで穴を開けます。
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