そろそろ4月なので、新しい手帳を探していたのですが、なかなかしっくりくるのが見つからない・・・
というわけで、手帳の中身だけ購入し、カバーはレザークラフトすることにしました!
シンプルな手帳カバーを自作
今回は、超シンプルな手帳カバーを自作することにしました!仕上がりはこんな感じです!
では、製作過程をご紹介。
材料
新たに購入した材料はこれだけ。
- 200×400×1のヌメ革 1枚
- 2mm径の丸レース 1m(50cmあれば十分でした)
- カバーなしB6サイズの手帳
これ以外に用意するものは、糸と針、切るためのナイフや穴あけ工具など、レザークラフトの基本セット。それに加えて、留め具に木材(ウェンジュ)の小片を準備しました。
まずは、ヌメ革を切る
僕の場合、製作するもののデザインの大部分を頭の中でやってしまいます。しかし、結構失敗も多いので、だいたいのデザインや寸法などをメモ書きしておきます。
サイズが決まったらヌメ革の切り出しです。
切り出しには小刀を使っています。カッターだと一発で切れないので、断面がキレイにならないことがあります。切れ味のいいナイフを使う方がキレイに仕上がりますよ!
縫い穴あけ加工
ヌメ革の切り出しが終わったら、今度は縫い穴あけ。まずは、ガイドラインを引きます。穴あけ工具を使っています。
穴あけ工具は、菱目3本と4本の目打ちとデザインナイフ。今回は1mm厚のヌメ革なので、主に4本の目打ちを手で押し込んで穴あけをしました。微妙な修正にはデザインナイフで対応。
ひたすら手縫い
縫い穴が整ったので、あとはひたすら手縫いです!
コバ部分がずれている・・・けど、細かい修正が後回し(笑)
コの字に縫い、手帳を挟み込めるようになりました。手帳っぽくなってきましたね。反対側も同様に縫っていきます。
留め紐の取り付け
手帳の形が整ってきたところで、留め紐を取り付けます。今回はこんなデザインにしました。裏側で縫い付けてあります。
ウェンジュの端材を使って、留め具も製作しました。小さいので加工がちょっと大変でした。
留め具を紐に通して、こんな感じに固定できるようにしました。うーん、もうちょいしっかり固定された方がいいかな。この辺は今後の課題ですね。
完成!
というわけで、完成です!
コバの修正、オイル塗りがまだですが、暇を見つけてやっておこうと思います。
実は、若干サイズを間違えたので、手帳の方を加工しました(笑)写真では分かりづらいですが、表紙を台形にカットし、外枠を1mmずつくらい小さくしています。とりあえず、今年度の分はこれでやってこうと思います!
レザークラフトとしては、初心者に最適なレベルだと思います。気になる方は、是非、挑戦してみてください!
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