今年の初めに立てた目標その中でもいの一番に書いた「ハーフマラソン完走」。
最近はすごい勢いでマラソン人口が増えているそうなので、「ハーフ走りきったくらいで大げさな」と思われるかもしれません。でも、一つの目標を達成したときの爽快感は格別です。それだけは誰にどう思われようが関係ありません!
というわけで、人生初のハーフマラソンの感想を注意した点とともにまとめてみました!
人生初のハーフマラソン完走
タイムはどうだったの?
今回参加したのは、神通川マラソン。
2月3月の休日にポイント練習として約20キロのランニングをしました。
そのとき自分の走力がおおむね把握できたので、現実的な目標タイムがある程度つかめました。
今回は1時間50分切りです。
あわよくば1時間45分くらいの記録を出したいと思っていました。
そして、実際にハーフマラソンを走ってみた結果は・・・

なんと1時間36分16秒!予想以上の記録に自分でもびっくりです。
走行中に意識したこと
今回は走っているときに注意したことがあります。
- ・タイムを見ない/ペースを見る
- ・前方のランナーに食いつく
- ・視線を落とし、姿勢を前傾に
- ・登り坂・下り坂で勢いをつける
- ・足の痛みを意識しない
この5つを意識しつつ走りました。
タイムを見ない/ペースを見る
普段の練習では、ガーミンで距離、タイム、ペースの3つを同時に表示させ、確認をしつつ走っています。しかし、本番ではペースだけを表示させ走ることにしました。
本番中にタイムを見るのは得策ではないと思います。予定より遅いと焦りますし、速いと気の緩みに繋がるからです。また、コースに看板が設置されており、GPSの距離よりそちらが大会としての正確な距離なので、わざわざ誤差のある数値を確認する必要はないでしょう。
本番で重要なのはとにかくペースです。プロアスリートであれば、自分の体に叩き込んでいるものがあるでしょうが、市民ランナーは迷わずウォッチの助けを借りましょう。いい記録を出すためには、ペースをリアルタイムに数値化し、それを確認しつつ挑むことが大切だと僕は思います。
前方のランナーに食いつく
ペースを確認しつつ走ることが重要だと述べましたが、そのペースを保ち続けることは容易ではありません。
そこで僕は前方を走るランナーを追いかけるように走るようにしました。これは過去にエントリーしたリレーマラソンや10キロマラソンでもしていることです。
前方のランナーを「ライバル」とし、意地でも食らいつく、チャンスがあれば抜いてやる。そんなハングリーな気持ちを持って走ることで、普段の練習以上のパフォーマンスが発揮されるようになると思います。
しかし、この作戦の弱点は、前方ランナーが遠くなると精神的に急に辛くなるところにあります。今回のハーフマラソンでは、13キロ地点から19キロ地点まで100m先までランナーがいないような状況が続きました。食らいつくものがない状況でペースを保つことが、どんなに辛いことかを実感しましたね。
「ライバル」を作りつつ走ることは、いい記録を出す上で外せない戦略だと思います。
視線を落とし、姿勢を前傾に
僕は走行中によく肩をこります。この原因を突き止めるため、普段の練習時に色々なフォームで走ってみました。そこで見つけた肩こりを抑えるフォームが首を前傾させるというもの。
走っていると、周囲の状況を確認するため、または風景を眺めリフレッシュするために遠くを見がちです。もちろん、普段の練習では危険を回避するために視野を広くすることは重要なことです。ですが、大会では、交通規制がなされ、スタッフによる誘導などもあるため、危険性は低くなっています(ゼロではないですよ!)。
なので、本番では視線を落とし首を前傾させ走りました。これが非常にうまくいき、走行中に肩こりが生じることは一切ありませんでした。
登り坂・下り坂で勢いをつける
登り坂や下り坂はペースが乱れやすいポイントです。どうせ乱れるなら速い方に乱れようというのが、今回の僕の作戦。
特に、下り坂でペースを保つのは自分でブレーキをかけるようなもの。せっかくの位置エネルギーが勿体無い!なので、重力に身を任せ、加速しました。
ここで気をつけたいのは、着地の仕方。重力に身を任せて走ると、バタバタな走り方になりがち。これでは足への負担が大きいに違いありません。そのため、極力足を上げずにスライドさせるようなフォームを意識し、足への衝撃を最小限にしましょう。
登り坂もペースを上げます。なぜなら、苦しいことは早く済ませたいから(笑)視線は足元、腕は後ろ気味にして最大限の前傾姿勢をとると比較的楽に登れます(あくまで個人的な意見です)。
足の痛みを意識しない
いいか悪いか、判断の難しいところですが、多少の故障は無視して走りました。今回は3連休の中日で、次の日も休日だったが故にできたことかもしれません。次の日が仕事ならあまり無理できませんしね。
今回走行中、足にマメができたり、股関節が痛んだり、酸欠で手足が少し痺れたり、と普段の練習では起こらないトラブルが生じました。
でも、それを気にしていたらいい記録が狙えないだろうと思い、気力を無視し走り続けました。
結果として、ゴール後えらい目に会ったので、次回からはどうするか考えものです。詳しいことは後日まとめたいと思います。
まとめ
以上、人生初のハーフマラソン、その記録と注意した点でした。
いい記録を出すため、自分に負荷をかけようと様々なことに注意し走りました。おかげさまで150%くらいの実力を発揮することができたわけですが、その反動として疲労は普段の200%。熱が出て丸一日寝込んでおりました(笑)
さらなる記録を狙うには、このままの走り方では体が持ちません・・・100%の実力で自己ベストが出せるよう、普段の練習を少しずつ変えていく必要がありまそうです。
でもいい経験ができました!走りやすいいい季節になってきたので、もっと精進していこうと思います。
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