「攻めの読書」に必要な3つのこと(後編)【アクションリーディング/赤羽雄二】

赤羽雄二氏の「アクションリーディング」を読み、読書をより価値のあるものにするための方法を探っています。キーワードは「攻めの読書」。前編記事では「攻めの読書」に必要な1つ目のポイントとして、読む量を減らすことをまとめました。続いて、後編では残りの2つのポイント、目的を明確にして読み始めること読後に行動を起こすことについてまとめます。

前編記事はこちらから。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「攻めの読書」のためにすべきこと

2、目的を明確にして読み始める

読みたい本を手に入れたらすぐに読み始めるべき、ということは多くの読書術本に書かれていることの一つです。本書でも、積ん読せずにすぐに読み始めようという旨が示されています。

確かに初期衝動というのは非常にエネルギッシュで、これを抑え込む理由はありません。ですが、向かう方向を間違えればいくらエネルギーを消費してもゴールにはたどり着家内ことも事実。

そこで、読み始める前、遅くても本の内容の雰囲気が掴めた段階でやっておきたいことがあります。「なぜこの本を読むのか」という目的の明確化です。

どうすれば、いつも素早く頭に入れることができるのでしょうか。

やはりこれは、好奇心と問題意識に基づいて本を読んでいるかどうかにかかっています。

(中略)

読む前に「この本で何を得たいのか」「なぜこの本を自分は手にとったのか」を明確にしておく必要があります。それだけで集中力や吸収力が上がり、目に飛び込んでくる文字が変わってきます。

p.123〜134 第3章 「なぜこの本を手に取ったのか」を意識すると、頭に入りやすい

上記のように、この本を読んでいる理由は何か、得たいものは何か、という目的を明確することで読書の姿勢が変わり、より効率よく情報を吸収できるようになります。前編でも取り上げた「問題意識」というワードがここでも出てきていることに注目ですね。

逆に「問題意識を持てない本は買っても意味がない」と赤羽さんは言っています。文字を読むための読書はやめ、目的に沿った情報収集のための読書や行動の下準備のための読書を目指しましょう。

度々登場する問題意識という言葉。前編では、Googleアラートを用いた情報収集から問題意識を形成することを書きましたが、ここでもう一つ、本書で提案されている方法をご紹介。

レベルの高い人に会い、問題意識を深める

その方法とは、レベルの高い人・集団に会うことです。これは、展示会・フォーラムに参加するだけでなく、プロジェクトに参加したり、個人的に一対一で会ったりすることも含みます。「レベルが高い」というと曖昧さを感じるかもしれませんが、要は憧れる人、惹かれる人ということだと思います。いい意味で「いったいなんなんだ、このひとは!?」と思える存在と接触することで、その人の持つ問題意識・目的意識から刺激を得ることができます。その結果、自分の問題意識もより深く鋭いものになるのではないでしょうか。

読書の目的を書いておく

本書では赤羽さんの作成したチャレンジシートなるものが紹介されています。チャレンジシートの詳細は実際に読んでいただくとして、ここで僕なりに思ったことを述べます。

チャレンジシートには4つの項目があり、読後に書くことが推奨されています。しかし、4つの項目のうち「この本を読んだ目的、ねらい」の部分は読み始める前に書いてしまってもいいのでは?と思うのです。問題意識を明確化するためです。

頭の中で「〇〇に対して問題意識があるから、〇〇を知るためこの本を読む」と考えていても、読書中にそれがブレたり、場合によっては忘れてしまうこともあるでしょう。それを避けるためにも、一度文章として書き留め、頭の外に固定した方がいいのではないでしょうか。

チャレンジシートを使う使わないは別として、読書の目的を文字として書き出しておくことは、途中で読みの方向性を誤らないためにも有効だと思います。

それでは、最後の3つ目のポイントです。

3、読後に行動を起こす

アクションリーディングにおいてもっとも大切な部分でしょう。読書で得た知識をリアルとつなぐ段階です。行動を起こすことで「読書」の価値が高まります。

読書でインプットしたことを行動としてアウトプットすることで、持っていた問題意識に対して何かしらの好影響を与えられるかもしれません。読み始める前に目的をはっきりさせておくことで、読書から行動への切り替えがよりスムーズになるでしょう。

起こした行動が問題に対し、効果的だったか否かを観察し、そこから次に読むべき本を見つけることもできるのではないでしょう。そういった好循環を得るためにも「読後に行動を起こす」ことは欠かせません。

では、どのように行動を起こせばいいのでしょうか。

本書では「仕事で成果を出す」「ブログに書く」「講演を行う」など様々な提案がされています。僕としては「ブログを書く」ことをおすすめします。

というもの、「ブログを書く」はすぐに行動に移せるからです。本を買ったらすぐに読み始めるのが大切でしたよね。それと同じで、行動も初動までの素早さが重要です。初期衝動とはそれくらい貴重なものです。

ブログは自分の都合のいいタイミングで書き始められますし、実行するためのハードルが非常に低いです。そのため、初期衝動を殺さずに最後まで突っ走ることができるでしょう。また、広く情報発信できる点でも優れていますね。

しかしながら、「一人で完結する」「ハードルが低い」というのは、「負荷が掛からない」ともとれます。大勢を巻き込みつつ、難しいことにチャレンジすることが可能であれば、ぜひとも行動に移したいところ。大きな成長が期待できますからね。

つまりは、様々なアプローチで読書を活かすに越したことはないのです。「1冊につき1行動」なんて制限はないわけですから、あらゆる場面で読書で得たものを有効に使っていきましょう。

まとめ

赤羽雄二氏の「アクションリーディング」についてまとめた記事の後編でした。「攻めの読書」には「読む量を減らす」ことのほか、「目的を明確にして読み始める」「読後に行動を起こす」ことが重要とのことでした。

本書には大切なエッセンスが他にも散りばめられていて、まだまだ整理しきれていません・・・(笑)ですが、まずは”行動”です。本書で得られた知識をリアルに活かすことで、この本を読んだことの価値を高めたいですね。

ひとまず「自分の読書スタイルに対する自信喪失」を解消する糸口が見つかったかな?という印象があります。これから継続して「攻めの読書」をしていく中で、自信が持てる読書スタイルを作っていきたいです。

こちらの記事も合わせてどうぞ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です