Amazon Prime Musicで聴ける「現代音楽」オススメ10曲選びました!

現代音楽。

それは聴く者を固定観念から解き放つ。しかし、同時に音楽とはいったい何かという終わりのない問いへと導く。

現代音楽が好きでよく聴いているのですが、ふとAmazonのPrime Musicで現代音楽ってどれくらい揃ってるんだろうと思ったのです。

マニアックな作品はCDを探すのも大変だったりします。プレミアがついてしまって1枚数万円するものもありますからね。

というわけで、今回はAmazonPrime会員なら無料で使える音楽配信サービスPrime Musicで聴ける現代音楽を10曲選曲してみました!

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Amazon Prime Musicで聴ける現代音楽10曲

1. 4:33/John Cage(ジョン・ケージ)

最初に紹介するのは、ジョン・ケージの代表作「4:33」。現代音楽と聞いてこの曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。それくらい有名な作品ですね。

「無音の音楽」と称されることこの作品、Prime Musicでもバッチリ聴けます!(?)

4:33/John cage

2. MANTRA/Karlheinz Stockhausen(カールハインツ・シュトックハウゼン)

続いて紹介するのはシュトックハウゼン。現代音楽家というより前衛音楽家と言ったほうがいいのかな?

いずれにせよケージと並ぶ現代音楽を代表する作曲家です。

ケージが鈴木大拙から学んだ日本の「禅」に非常に強い影響を受けたのに対し、シュトックハウゼンは来日の際、日本仏教に関心を持ち「MANTRA(マントラ)」作曲のきっかけを得たようです。

うーん、海外の作曲家、東洋の神秘に弱すぎじゃない?(笑)

MANTRA/Karlheinz Stockhausen

3. Vexations/Erik Satie(エリック・サティ)

エリック・サティといえばジムノペディが有名ですね。穏やかなメロディがとてもリラックスさせてくれます。

ところが、実は「音楽界の異端児」と呼ばれるほど、前衛的な作品も数多く残しています。

その中でも特に有名なのが「Vexations」(ヴェクサシオン、「嫌がらせ」の意)です。

なぜ有名なのか、それは演奏に約18時間必要だからです。1回あたり1〜2分程度のフレーズを840回(!?)繰り返し演奏するのがこの作品の特徴なのです。

「嫌がらせ」というタイトルにふさわしい作品になっています。

残念ながらPrime Musicには完全なVexationsは無いようです。でも、168回繰り返したものならあります。まるまる5回リピートすればちょうど840回になりますので、ぜひ挑戦してみてください!

Vexations/Erik Satie

4. Nuits/Iannis Xenakis(ヤニス・クセナキス)

クセナキスは音楽家であると同時に建築家でもあるというマルチプレイヤー。数学に関する能力にも長け、グラフ図形や確率論を応用した作曲法を得意としています。

Prime Musicでは、数学的技法を用いた作品もわずかにありますが、アルバム1枚通して聴けるのは「Nuits」だけのようです。

Nuitsは本来12人の混声合唱曲ですが、こちらのアルバムはそれをギターのためにアレンジしたもの。原曲とはかなり趣の異なる仕上がりになっていますので、気になるかたはyoutubeで聴いてみるといいかもしれません。

Nuits/Iannis Xenakis

5. The Ascension/Glenn Branca(グレン・ブランカ)

ギターで現代音楽といえばこの人かもしれません。グレン・ブランカです。

現代音楽の多くはクラシック音楽よりであることは間違いありません。これまで紹介した作曲家の作品も、演奏形態や楽器がクラシックと似ています。

そんな中グレンブランカは異彩を放っています。彼の作品はいわゆるバンド形式、エレキギター、ベース、ドラムなどを大音量で演奏します。

それまで芸術的で哲学的な少しお堅い音楽であった現代音楽を、ロックやパンクを愛する人々にも受け入れられる形に作り直したといえます。結果としてSonic Youthを生んだことを考えると、その功績は計り知れません。

そんな彼の代表曲「The Ascension」、Prime Musicでも聴けるようですね。

The Ascension/Glenn Branca

6. For Brass/La Monte Young(ラ・モンテ・ヤング)

この辺りで、個人的に大好きなラ・モンテ・ヤングを紹介しておきます。

ヤングは四大ミニマル音楽作曲家のひとりです(残りはフィリップ・グラススティーヴ・ライヒテリー・ライリー)。

彼の作品の特徴はドローンにあります。ドローンとは、インドのタンブーラで演奏するような、非常に長く伸ばし続ける単音のことです。

Prime Musicで聴くことのできる「For Brass」もそんなドローンを用いた作品です。これが音楽なのか、賛否あるかと思います。でも、深いこと考えるのは置いておいて音に浸るものもよしです。

For Brass/La Monte Young

7. Once Again/Pauline Oliveros(ポーリン・オリベロス)

これまで全て男性の作曲家を紹介してきましたが、ここで女性の作曲家の登場です。

ポーリン・オリベロスはアメリカのアコーディオン奏者であり作曲家です。「ソニック・メディテーション」という瞑想的な即興演奏を得意としていました。

Prime Musicでは、彼女の初期の作品集であるFour Electronic Piecesが聴けます。最後に収録されている「Once Again」は今となっては「幻のシンセサイザー」と呼ばれるBUCHLAという楽器を使用しています。

Once Again/Pauline Oliveros

8. cirqualz/Gordon Mummaゴードン・ムンマ)

電子音楽つながりでこの人を紹介しておきましょう。ゴードン・ムンマです。

彼は自作楽器を自身の作品で用います。と言っても、そういう現代音楽家ってかなり多いので、もはや特筆すべきことではないかもしれません(笑)

Prime Musicで聴ける「electronic music of theatre and public activity」の4曲目「cirqualz」は既存の音楽を切って貼り合わせたコラージュ作品(ミュージック・コンクレートと呼べるのか微妙なところ・・・そこがまた面白い)。

cirqualz/Gordon Mumma

9. ○と△の歌/武満徹

日本人現代音楽作曲家も紹介しておきましょう。武満徹はご存知の方も多いのではないでしょうか。和楽器を取り入れた作品で世界的に有名ですね。

残念ながら、Prime Musicでは彼の代表作である「November Steps」は聴けないようですね。

ということで、全合唱曲集からバラライカは三角だぜ!な「○と△の歌」をチョイス。現代音楽作品ではないですが、今までの8曲で常識がおかしくなっているので、逆にこの曲に違和感を感じるかもしれません(笑)

○と△の歌/武満徹

10. Music For 18 Musicians/Steve Riech(スティーブ・ライヒ)

ヤングと同じく四大ミニマル音楽作曲家として有名なスティーブ・ライヒMusic For 18 Musiciansを最後に紹介します。この曲が大好きなので、どうしても載せておきたかったんですよね(笑)

好きな理由はいたってシンプル、美しいからです!ミニマルなメロディとリズムが絡み合い、複雑な世界を作り出しています。

1時間を超える長編なので、時間がたっぷりあるときにリラックスしながら聴いて欲しいですね。

Music For 18 Musicians/Steve Riech

まとめ

以上、Amazon Prime Musicで聴ける現代音楽を10曲選んで紹介してみました。

現代音楽はマニアックな世界なためCDを手にいれるのが難しいことがありますが、Prime Musicならすぐに聴けるので嬉しいですね。Youtubeと違って手軽にスマホにダウンロードして聴けるのもポイント高いです。

紹介した作品以外にもオススメな曲がありましたら、是非コメントください!

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